2011年2月7日月曜日

ニコニコ生放送について

 日曜日 朝8:50分から ニコニコ生放送で『棋聖戦5番勝負第一局』を観戦していた。
将棋界にとり画期的なことだと思う。
朝、9時前にログインした際に、271番(8時50分開始と同時にログインしたつもり)で、夕方終了時には10万を軽く超えていた。途中で見なくなっている人もいたのかもしれない。私も途中で一旦ネットを切断する必要があり、切ると入れなくなるのではと心配したが、杞憂に終った。(但し席は当然異なった場所となっていたが、、)
勝負は、久保棋王の勝利に終った。渡辺竜王のいいとことが出ない将棋で出させないのも棋王の実力だと思った。

観戦していて、画面上にコメントが流れるのには少し閉口した。さらには、コメントを見ていると無料会員と有料会員で格差があることに気づいた。
コメントが画像より早い部分があり、有料会員は5秒~10秒以上早い状態となっているのだろう。とはいえ、昨日がニコニコ生放送はじめての試みであり、自分としても視聴が初めてだったので、この差を対価を払ってまで解消しようとは思わない。(ネットの経費として十分月額を払っているつもりである)
昨日は、文化事業の一環として、棋戦を呼び、ニコニコ動画を配信したと挨拶にもあり、将棋及び地域の活性化を進める上で、インターネットを使った今回の方法は、ぴったりだと認識した。

将棋界は今過渡期にあると認識している。その中で変わりつつある現代社会でのステータスを確立するため、試行錯誤しており、この部分は評価に値する。

今後将棋界が発展するに当たって、これまでの動き+『マーケティング理論』における実施計画立案~遂行が必要であろう。
現時点の将棋界では、顧客創造型のマーケティング(子供への将棋普及)に対しフォローの風が吹いていると認識する。
①将棋連盟は自腹を切っても各小学校に向かい課外活動をフォローする
②羽生さんの『公文式』のように、将棋をやることによって○○が良くなる式の喧伝ができる業界を巻き込むべきである。

顧客維持型マーケティングとして、あれば対価を支払ってもいいなと思うのは、ネットを利用したマンツーマン指導である。
受講者が先生を選択でき、1局2000円とかにする。
当然、いい指導者はたくさん生徒が付き、対価も入るということになる。
いろいろ問題はあろうかと思うが、将棋は個人個人へ売り込むものである。One to One Marketing を実践するいい環境にあると思うのだが、、

なんか今日は熱く語ってしまった。

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